そんなこんなで、書類の準備は無事に終わったのです。
婚姻届の証人の欄に、J君のお友達のサインと住民登録番号を貰い、後は自分達が書くだけ。
そして5月18日。
この日は土曜日でした。
私は入籍日を気にするタイプなので、渡韓中の大安の日とこだわっていました。
土曜日は韓国の区役所はお休みなのですが、唯一土曜日に業務が行われている所があったのです。
ヤンジェ駅にある “ソチョ区役所”
ここは平日仕事をしている人のために土曜日の午前中も受付を行なっている区役所。
この日は韓国でも婚姻届を出すのに良い日だったそうで、婚姻届を出している人達もたくさんいました。
私達も書類を再確認し、椅子に座って最後の仕上げを。
ああ、独身最後の日が来てしまった、、、
なんて感情になりながら、窓口に持って行きました。
受付は空いていたので並ばずスムーズでした。
そしてここでまさかの一言。
「国際結婚ですか?、、、申し訳ありませんが、国際結婚の受付は平日のみです。土曜日は韓国人同士の婚姻届の受付は行なっておりますが、国際はできません」
、、、言葉を失う私達。
インターネットには、" 土曜日も業務を行なっておりますが、国際結婚の受付は行なっておりません "
なんてどこにも書いていなかった。
何度か粘ってみるが、職員も軽い感じで受け取ってくれる気はゼロ。
もしかして韓国まで行って、婚姻届が出せないんじゃないかって不安だったんです。
それが的中し、私、盛大に落ち込みます。
区役所の入り口付近にある椅子に座り大号泣。
私が18日に出したいなんて言ったからと自分に責任を感じました。
それでもJ君は、ずっと慰めてくれて、奈子は何一つ悪くないよ!悪いのは区役所!ちゃんと調べなかった俺!
30分くらい泣いた後、泣いた疲れからか、少し仮眠。
午後にはお母さんと妹さんとランチの予定なのに、ショックすぎて動けない自分。
J君が再び聞きに行くと、
「日本にある韓国大使館で提出できますよ」
とのこと。
少し希望の光が差した気分でした。
私達は大阪と東京、それぞれに帰るので、大使館にはJ君が行ってもらうことに。
私の書類達をJ君に託し、
帰国後すぐ次の日に大使館に行くと、
「ここでは、日本で婚姻届を出した後のみ受け付けています」
...とのこと。
いやいやいやいや、区役所の人がいけるって言ったんですけど!?
ただでさえ、ショックなのにこれまたショック。もはや怒りまあ私達が悪いんだけど...
大使館の人も、だからここで出すんじゃなくて、韓国で直接出すんです!みたいな態度だったそう。
それを聞いてこれまた怒り。
だって、区役所の人が行けって行ったからだろうがぁぁぁ!!!!みたいな感情。
安易に信じた私達が馬鹿だった。
ってことで、18日に夫婦になる予定が、夫婦になれず。
また一から日本で最初に婚姻届を出す方法へやり直しです。
韓国で婚姻届を出す方は、土曜日の受付はしてくれませんので、注意してください!!!⚠︎
私達、ちゃんと夫婦になれるんでしょうか?